イタリア美術１００選

息子のマンションに置いてあった録画されたビデオテープ。どんな映画かと思ってみてみたら、これがＢＳの美術番組！
一寸見たら面白そうだったので持って帰る。
美術に興味のある方にとってはとっくにご存知の作品、何を今更の感でしょうが・・・

昨日と今日の２回に分けて観た。５時間ぐらいあるだろうか。久し振りに見応えのある、感動的な作品だった。５時間という時間を感じさせなかった。
何時放送されたものだろうとネットで調べたら２００２年１月に放送されたものの再放送。ルーブル美術館の作品１００選も放送されたそうだが、どうもこの辺に関心がないものだから全く気付かなかった。

ラストの３作品、ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」、ラファエロ「アテネの学堂」、ミケランジェロ「ダビデの像」の紹介、アヴェ・マリア独唱で終わる。
何が良かったのだろう？
何時もは漫然と見ている絵画が、イタリアの景色、絵画の置かれている美術館なり聖堂の雰囲気そしてバックに流れる音楽。そういうものが観ている者を絵画に引き込んでいくのだろう。鑑賞眼のある人にとっては余計な雑音は必要ないのだろうが、絵画の素人にとってはこれが結構邪魔にならない。ゲストのコメントもなるほどと頷ける所も多かった。
ＮＨＫらしい中々いい番組だった。
他のシリーズでもあったらしいのだが、また再放送があるのだろうか？

uelectricさん〜私も人の多い所は避けますね。若い時はそれ程でもなかったのですがやはり体力が無くなったのでしょう！
クーラーをかけながら、このような番組を見終わると、知的興奮を覚えますねぇ〜