どうという事もない日々の記録

[ はてなブログ版] 出かけた時の記録や備忘録的なメモなど。

第三次小泉内閣発足

小泉首相流の組閣も三回目ともなると堂に入ったもの。自民党派閥の存在がここまで薄くなるというか、大派閥橋本派がこんな状態になるとは誰が想像出来たろうか?
そういう点では小泉首相の存在は大きい。しかし、何処か納得しない所が自分の中にはある。

国民が支持して下さったということを前面に出している。総選挙の結果がそう出たのだからそれも一面の真理ではあるのだろう。
主要閣僚の顔ぶれを見ると、これはもう靖国参拝は堂々と行われる。
次の首相候補といわれる人も当然その中に入っている。
もう、外国に謝罪はいいだろう。気兼ねなく日本は日本独自の方向で行く。
そう決めたようだ。

これは、国民がその道を歩む事を選択した事になる。
そんな覚えは無いと言っても後には戻れない。
韓国や中国との関係は益々冷え込む事になるだろうが、多分織り込み済みなんだろう。
日本の言い分が通らなければそれまで、何も謝ってまで改善する必要はもうない。

戦争が終わった年は小学2年生。
空襲が無かった(少しはあったらしいが)京都に住んでいたから戦争体験は無いに等しい。
しかし戦後の貧しかった日本を通ってきている。ここに至るまでの道程を色んな所で学んできた。同じ道は歩みたくはない。でも、何となく不安なものも見えてくる。

幼い子をこんな格好で写真を撮らせたくない時代であってほしい。
住み込みの職人さんの出征(フィリッピンで戦死)の時の記念写真です。

余り、投稿はしてないが古くから入っているML「戦争を語り継ごう」は、反対する向きもあるかもしれないが、そういう時代の雰囲気だからこそ大切な語り部だと思う。

戦争を語り継ごう ―リンク集―