塩竃桜：梅小路公園

２１日に梅小路公園に行った翌日の朝日新聞京都版に梅小路公園の「塩竃桜」が見頃になっているという記事が出ていた。
この桜は気付かなかったなぁ〜
この日何枚か撮った写真を見てるとどれも八重桜であったし花びらはよく似ているのだがどうも記事の内容から判断すると違うようだ。
で、今日再度、梅小路公園へ撮りに行ってきた。
やはり、塩竃桜は気付かないところにあった！
桜の木もまだ若く、高さも２ｍ少々というところか。説明用の立て看板が無ければ目立たない。

京都市下京区の区政施１３０周年を記念して宮城県塩竃市から贈られ、
ここ梅小路公園に植樹されたそうだ。

源氏物語の主人公光源氏のモデルといわれる源融（みなもとのとおる）の邸宅が
この下京区にあり、庭園が塩竃の風景を模して造られたといわれている。
またこの下京区内に「本塩竃町」という町名もあり、そいう縁から贈られたのだろう。

塩釜市は今回の東日本大震災の津波で壊滅的な被害を被った都市である。
ここの塩竃神社にある「塩竃桜」は国の天然記念物に指定を受けてるそうだ。
塩釜市から遠い京の地に、遅咲きの八重桜が蕾を開きひっそりと咲いてる様は
生まれ故郷にエールを送っているようだ〜