どうという事もない日々の記録

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[生活雑感] 小選挙区制の怖さ

11日行われた衆院総選挙は事前の予想通り自民党が圧勝した。単独で296議席。連立与党の公明党31を加えると、327。憲法改正可能な3分の2以上の議席を確保した。
郵政民営化法案が参院で否決されるや否や、衆院解散という小泉首相の先手必勝の先制攻撃で野党も、自民党の反対勢力もアタフタ。それを面白おかしく芸能ニュースのように伝えるTVメディア。
小泉劇場というらしいのだが、こう言う結果を見てみると、少し怖さを感じる。我々の投じた一票の結果であるのは間違いないのだが、小選挙区制度の怖さが典型的な形で出たように思う。言葉だけの政策や、心地よい言葉の響きで票の行方が決まるというのもなんか納得できないものを感じる。
いずれにしても投票を終わった我々には改革の行方を見守るしかない。
何処が政権をとっても、増税社会福祉の切り下げは致し方ないだろう。後世の子孫に少しでも借金を減らさなければならないのだから。でも、納得の行く形にだけはしてほしい。