西国三十三ヶ所巡り - どうという事もない日々の記録

それ程信心深いわけででも無いのだが、何気なく始めた西国三十三ヶ所巡りもやっと終りが見えてきた。
振り返ってみればスタートしたのは平成９年だから３２ヶ寺（他に番外三ヶ寺）まで来るのに１５年掛かったことになる。
動機は大したことではない。還暦を迎え何かを始めたいという単純なものである。
根が飛行機嫌いなので、定年退職したら海外旅行にでもという気は全く起こらねい。でも夫婦二人でアチコチ巡るようなことは出来ないものかとは思っていた。
義父夫婦が西国三十三ヶ所巡りをしていたのを耳にして、これをやってみようということになった。
最初は京都の善峯寺だったろうか。確か紅葉を見に行って、ここからはじめてみようと集印帳を買った。
それから、勝浦温泉への旅行を兼ねて一番の青岸渡寺から、紀三井寺、粉河寺と三ヶ寺を回った。
この辺は比較的順調だったのだが、親の介護が関わったりするようになってから回ることが不可能になってしまい暫く中断する羽目になってしまった。
その介護の問題も、お互いの親が亡くなってしまい、時間的に余裕ができたのだが、皮肉なことにこうなるとこちらの意欲の方が衰え、もういいか〜と半分諦めの境地。
でも折角ここまで来たのだからとお寺巡りを再開。
４月１５日に一番行き難かった、御嶽山清水寺と番外の花山院菩提寺のニヶ寺を済ませた。
残りは京都の清水寺だけとなった。
ここが終われば、高野山金剛峯寺へでもお礼参りに行こう。本来なら善光寺らしいのだが、ここは既にお参りに行っているので〜〜