どうという事もない日々の記録

[ はてなブログ版] 出かけた時の記録や備忘録的なメモなど。

板門店ツアー

韓国ツアーも巡る所は今日が最終日〜
しかし、朝から激しい雨。大川ビーチ近くのホテル「木土房」を午前7時に出発した。朝食は6時からということだったので、流石に今日は一緒に食べる人は4人だけだった。早朝の出発になったのは、今日の板門店ツアーの出発がソウル午前10時30分で、それに間に合わせなければならないからである。板門店ツアーに参加するのは私を含めて4名だけで、他のメンバーはソウル観光と買い物に出かける。


私たちのグループ4名の他に15名ほどが加わり、板門店ツアーとして、別のバスで板門店に向かう。
日本語のガイドが懇切丁寧に説明してくれるので、それに従ってついて行くだけであるのだから楽な観光ともいえるのだが妙に緊張感を感じるのも確かだ。
昼食もバイキング方式だが付いて、韓国料理が多い中で、中華風や洋風のものがあって一寸した息抜きになって美味しく食べられた。
このツアーだけは別途費用で7万5千ウォンである。


【臨津閣[イムジンカク]】
韓国側には民間人出入統制線(民統線)というのがあって、非武装地帯から5〜20Km離れた所に設けてあり、そこから先へは入ることが出来ない。その接点にあるのが臨津閣である。自由の橋や望拝壇、平和の鐘などがある。北朝鮮へ繋げる京義線の鉄橋も見ることが出来る。韓国が祖国の統一を願う思いが伝わってくる場所でもある。朝鮮戦争の頃はまだ少年の頃であったが、当時のニュースが蘇ってくる。


◆捕虜交換が行われたという`自由の橋`
休戦協定後、戦争捕虜が橋を渡る時゛自由万歳゛と
叫んだことが由来

京義線の鉄橋:この先の非武装地帯に接する都羅山
当然この駅へは許可された者だけしか行けない。


◆自由の橋はここから先へは進むことは出来ない。
統一と望郷の願いを込めて金網に貼り付ける。


◆臨津閣の丘に建つ`望拝壇`


◆平和の鐘の鐘楼


板門店

臨津閣から民統線を越えて非武装中立地帯(DMZ)へ入っていく。ここから先は写真撮影も制限され、許可された場所でしかカメラを向けることが出来ない。
武装国連軍兵(韓国兵)がバスに乗り込んで来てパスポートの提示を求められ、服装等もチェックされる。
板門店の共同警備区域(JSA)に入るとバスから下車させられ一列に並び、再度警備兵にパスポートを提示する。
兎に角、この他に色んな制限(服装、バッジの着用、一列に並んで移動等々)を受ける見学ツアーであった。


◆バス駐車場で記念に一枚:ここでこれまでの

観光バスから国連のバスに乗り換える

北朝鮮軍の看視塔


◆`帰らざる橋`:軍事境界線の真中を通る橋

捕虜交換がここで行われ
一旦渡ってしまうと帰れない


◆気静洞(キジョンドン)村:北朝鮮の宣伝村/偵察兵力以外は
無人の村といわれていたが、
最近荷物が運びこれているという。


◆村の入り口に立つ高さ160mの北朝鮮国旗掲揚


板門店の会談場内:机上の旗が境界線


板門店の会談場内


◆警備の国連軍兵士


北朝鮮側の板門店施設'板門閣'