施餓鬼会
昨日、8月4日に檀那寺(京都伏見:浄土宗寶国寺)で施餓鬼会があった。
お寺の行事は大体がカミさん任せであるが、最近は時々自分も出るようにしている。
春、秋の彼岸会には出たことはあるのだが、お盆の施餓鬼会は初めてである。
特に信心深い訳ではないが、何となく寺院の雰囲気に惹かれるものを感じるのはやはり、年取った証拠かもしれない。
調べてみると施餓鬼会は特に日は定められてないらしい。ただ、お寺の年中行事としてお盆の頃に施餓鬼会を行うところが多いという。毎年8月の初めの暑い頃に施餓鬼会が行われている。
無縁仏や「餓鬼」に施しをする法要で餓鬼だけでなく、先祖代々や広く無縁の諸精霊(しょしょうれい)を供養し、また同時に自身の福徳延寿(ふくとくえんじゅ)を願う。(なるほど浄土宗:なむちゃんの用語解説より)
http://www.jodo.or.jp/naruhodo/event/index16.html
盛装した3名の僧侶が厳かに読経を唱え法要が始まると何となく荘厳な雰囲気が漂ってくる。理屈は色々とあるのだろうが、そいうことは何も分からない。
施餓鬼会と言う形が宗教的な敬虔な気持ちを人間に呼び起こすのかもしれない。
祖母について来たのだろう、前に座っていた小学3年位の男の子は体をモジモジさせていたからきっと退屈していたと思う。
お寺の雰囲気に浸るのも偶には悪くないと思えるのも、いずれ間もなくと言う年齢に達しているからともいえる。
7日には昨年も行った六道参りに行く予定である。