どうという事もない日々の記録

[ はてなブログ版] 出かけた時の記録や備忘録的なメモなど。

節分と初午

今日は節分。と、同時に「初午」(はつうま」でもある。
節分は全国的に行われるので、豆まきが全国のゆかりの寺社で行われている。
この日が近づくと、スーパーやコンビニで豆まき用の炒った大豆、
焼きイワシ恵方巻きなどが売り出されているが、
私が子供の頃には七輪の上で鰯を焼き焼き、炮烙(ほうらく)で大豆を炒り、
それを歳の数たべたり、豆まきに使ったりしたものだ。
その頃には恵方巻きなどの風習はなかった。
炮烙は素焼きの平らな土鍋のようなもの。
京都の壬生寺ではこの土鍋の裏に氏名、年令、性別などを書いて奉納する。

この節分の後に「初午」があるのが例年なのだが
今年は珍しく、この初午と節分が重なってしまった。
初午は元々は立春以降の、最初の午の日だったそうだが、新暦になってから2月の最初の午の日とされている。
京都伏見稲荷に神が降りた日が初午の日と言われており、この日に稲荷神社にお参りをする。
また京都ではこの日に、赤飯を炊き、畑菜をからし和えにして食べる慣わしがある。

我が家の今夜の食卓には、赤飯、からし菜、イワシの塩焼き、恵方巻き。
節分と、初午が一緒のものが並ぶ。

今日は、節分では、壬生寺、吉田迅社。初午では稲荷神社とお参りの人で溢れている。
我が家の近くの大黒寺と金札宮神社でも節分の行事が行われる。
でも、寒いので家の中で過ごす(^_^;)
寝る前にそっと豆まき。。。。



我が家から歩いて10分の大黒寺でも節分行事







大黒寺の真向かいが金札宮神社。豆まきの準備ができていた。







辛子和えに使う畑菜