読書
新聞の広告で「散歩で見かける草花・雑草図鑑」というのが目についた。 ウォーキングの途中で見かける花を時々撮るのだが、たいていは花の名前が分からないことが多い。 この本を手元に置いておけば多少は花の名前が分かるかも~と、思って購入した。 これが…
岩波書店の新聞広告に岩波文庫の新刊書の広告が載っていた。 その中にプルーストの「楽しみと日々」というのがあった。 「失われた時を求めて」が岩波文庫版で刊行されたのを機会に 再読し始めたのだが、昨年6月に第7巻が出てから8巻がなかなか出ない。 …
新潮 2014年 06月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (10件) を見るこの雑誌とはずいぶんと長い付き合いだ。 毎月購入するようになったのは井伏鱒二氏の作品「姪の結婚」 (後に改題「黒い雨」)が連載…
FUKUSHIMAレポート 原発事故の本質作者: FUKUSHIMAプロジェクト委員会出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング発売日: 2012/01/26メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 34回この商品を含むブログ (3件) を見る書店に立ち寄った時に、この間からから目につく…
先日、四条烏丸で友人と待ち合わせをしていたのだが、1時間ほど早く来てしまったので本屋で時間潰しをする。 最近はパソコン関連の本を買う以外は、定期購読の雑誌を読む程度。単行本は滅多に買うことがない。 立ち読みも老眼鏡に掛け変えて見るのも面倒だ…
平成22年度下半期の芥川賞に「苦役列車」西村賢太著と「きことわ」朝吹真理子著の二作品が同時受賞という発表がされたのは先月17日。 このニ作品とも定期購読している「新潮」に掲載されていた作品。実は両方共手元にあるのに読んでいなかった。 早速掲…
失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫)作者: プルースト,吉川一義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/11/17メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 67回この商品を含むブログ (26件) を見る先日待ち合わせ時間より早く京都駅に着いたので、…
新潮 2008年 01月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/12/07メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (20件) を見る定期購読している文芸誌「新潮」が書店に出る日である。 この雑誌だけは、仕事をしていた頃の勤め先の書店まで買いに行…
マニュアル不要のパソコン術―パソコンをもっと快適に使うひと工夫 (ブルーバックス)作者: 朝日新聞be編集部出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04/21メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (8件) を見る朝日新聞の土曜日別刷り紙「be」に連…
表題の「看守眼」の他5作品の短編集。看守眼作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/01/16メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (44件) を見る昨年暮れに読んだ「真相」と同じ系列の作品集。 刑事になりたかったが、ずっと留置…
元職場の仲間から自作本を戴いた。 今日の日記の表題がこの本のサブタイトルで、『京都ジフテリア予防接種禍事件』を扱ったものである。 これほどの犠牲者が出た薬害事件であるのに、これを読むまで全く知らなかった。書き出しは、京都府衛生部発刊の「京都…
刑務所出所して夫婦でひっそり暮らしている貝原英治。しかし密告で元受刑者と分かってしまいアパートから出て行って欲しいと追い立てられる。そこへ、早朝の道路清掃で知り合った老人から救いの手が。これが、実は老人の深慮遠謀。思わぬ方向に展開して行く。
かっての大学空手部時代に起こった自殺事件が、現在まで引きずっている様を描いたもの。新入部員に対すて、合宿で徹底的にしごく。一人一人が限界までに達している中、さらに深夜に叩き起こしてのしごき。そんな中で一人が死亡する。 卒業してからはお互いに…
県庁財政課に勤める樫村浩介は上司から疎まれ、仕事に嫌気がさしていた。そこへ同級生から故郷の村長選出てみないかとの話。県庁を辞めて全財産を注いで選挙に臨む。選挙の争点に村の土地にゴルフ場開発の話がる。そこには大学時代のときに同窓会に出る為に…
リストラにあった山室隆哉は、友人の紹介で失業保険の受給中に製薬会社の睡眠薬の人体実験のアルバイトをする。眠りと覚醒が交互に起こる中で近くに住む知人の車を目撃する。これが殺人放火事件の犯人逮捕のきっかけとなる。捕まった犯人も自分と同じくリス…
税務会計事務所を営む篠田佳男の長男は10年前、15歳の時に何者かによって殺害された。警察からその犯人を逮捕したとの連絡。物語はここから始まっている。 犯人が語る殺人に至る経緯の中から素直でいい子供だった息子の、親の知らない一面が炙り出されて…
真相 横山秀夫 双葉社 (2003/07/10) 第2版 久し振りに図書館で本でも借りようかなあと覗いてみた。 特に読みたいと思うようなものがなかなか見当たらなく、最後の方で目に付いたのが横山秀夫。 評判の作家なので名前だけは知っていたがまだ読んだ事はない。…
3日前といえばもう新鮮味はないが、7月5日付朝日新聞夕刊の惜別というコーナーに「鷺沢萠」の追悼記事が出ていた。 「新潮45」の編集長中瀬ゆかりさんや、マージャン仲間だった作家の藤原伊織さんの鷺沢さん生前の思い出などを織り込みながら、在日や家…
今日は溜まっている新聞や雑誌の整理を汗だくになりながらやった。 そんな事もあって、古い新潮の目次を見ながら読んでない作品で、読む気を起こしそうなのを探していたら、先ごろ自殺で若くして亡くなった鷺沢萠の名前があった。名前だけは知っているのだが…
この所、図書館に置いてある椎名誠の著書を連続で借りている。 今回借りたのは「ぱいかじ南海作戦」である。 離婚と離職。いきなり単身。離婚や離職についての不満はない。 僅かばかりの退職金で侭よと旅に出た先が、南の果て。西表島。 冒頭の滑り出しは椎…
「JAVA」基礎(横田一輝著:技術評論社)と椎名誠の「かえっていく場所」を借りる。 一時期、椎名誠のSF物「アドバード」「武装島田倉庫」「水域」等を読んだが、最近は「岳物語」を読んでから自分の身の回りや家族のことを題材にしたものがほのぼのと…
この雑誌とも古い付き合いだ。よく読むときもあるし、読まないときが続いて購読を中断した事もある。 今月号に付いている100年譜を見ると、読み始めたのは1965年(昭和40年)からになる。 読み始めをなぜ覚えているかと言うと、「姪の結婚」(井伏…